いくら飲んでも喉が渇く/喉が渇きやすい

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いくら飲んでも喉が渇く…渇きやすい

いくら飲んでも喉が渇く…渇きやすい運動したとき、朝起きたときなどは、誰でも喉が渇いています。
しかし、特に喉が渇くようなことをしていないのに頻繁に水分を摂りたくなる、飲んでも飲んでも渇きがおさまらないという場合には、糖尿病などの病気が原因になっていることがございます。
まわりの人から指摘されたとき、以前の自分と比べて飲む量が大きく増えたなというときには、お早めにでぐちクリニックまでご相談ください。

一日に必要な水分量とは

厚生労働省は、健康な成人男性が1日あたりに摂取すべき水分は約2.5リットルとしています。
このうち、食事に含まれる水分が約1リットル、体内で生成される水分が約0.3リットルと考えると、飲み物として摂取すべき水分は約1.2リットルになります。
水やお茶などの飲料を、特に汗をかいたわけでもないのに2リットルも3リットルも飲んでしまうという場合には、早急に検査を受ける必要がございます。

喉が渇くのは糖尿病の症状かも!?

喉が渇く代表的な病気が糖尿病です。
糖尿病の人は血液中のブドウ糖の濃度が高く(高血糖)、血液がドロドロになっています。これを解消するために、身体が水分を欲します。一般に、血糖値が250 mg/dlを超えると、人は喉の渇きを感じます。

喉が渇く以外にもこのような症状ありませんか?

1. 尿量が以前より多い・夜中に何度もトイレへ行く

血糖値を下げるために喉の渇きを感じ、たくさんの水を飲むと、当然、尿の量も多くなります。
1回で排泄される尿の量には個人差があるので、以前の自分と比べて、尿の量が多いかどうか、尿意を感じる回数が多いかどうかを振り返ってみましょう。
夜中に何度もトイレに行き、睡眠の質が低下してしまう方もいらっしゃいます。

2. 疲れやすい・身体がだるい

高血糖のときは、身体が適正に血糖を使うことができません。そのため、身体を動かしたり頭で考えたりするのに必要なエネルギーが得られず、すぐに疲れてしまう・身体がだるい、といったように感じます。

3. 食べているのに痩せてくる

インスリンがうまく働かないということは、食事から摂取したブドウ糖をエネルギーとして十分に使えないということです。身体は代わりに脂肪や筋肉のたんぱく質をエネルギーとして使用するようになり、食べているのに痩せる、ということが起こるのです。

4. 尿に泡が立つ

糖尿病になると、血液がドロドロになります。すると、血液をろ過する際に腎臓の糸球体(網目のような細かい血管)が傷ついて裂けてしまうため、たんぱく質が尿に混じります。このたんぱく質が作用し、尿が泡立ってしまうのです。

5. 手足・指先がしびれる

糖尿病を放置していると、神経細胞の働きを阻害する物質が、少しずつ神経細胞にたまっていきます。また、血液がドロドロになることで、末梢神経に十分に栄養や酸素が行き届かなくなります。
これにより、手や足先にしびれを感じることになります。

糖尿病の詳細はこちら

糖尿病以外で喉が渇く症状の病気

喉が異常に渇くときに疑われる代表的な病気として、糖尿病をご紹介しました。
ただ、それ以外の病気が原因となっていることもございます。大切なのは、症状が続いたときに医療機関を受診し、その症状の原因をはっきりさせ、必要に応じてしっかりと治療を行うことです。
喉の異常な渇きが続くときには、お気軽にでぐちクリニックまでご相談ください。

このような病気の可能性が考えられます

  • 風邪
  • インフルエンザ
  • 咽頭炎
  • 更年期障害
  • ドライマウス
  • シェーグレン症候群
  • がんの治療中の方 など
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